北信越45カップに参加してきました。会場は昨年50選抜で北信越大会を戦った験のいい アルフィンのサブグラウンド。 グランドコンディションは悪くはないものの、昨年と違って、下が堅く、芝生が湿っぽい ため、球が落ちた途端にキュンと異様に跳ねるため、ワンバウンドの処理に他県選手は一 様に戸惑う。 1戦目は新潟長岡チーム戦 1:0 で勝利。開始10分だけ優勢に運んだものの、ずっと押 されっぱなし。前半シュート数が5:1から一気に追い上げられ、前半終了間際にはついに 6:6の互角。 しかし、後半にY井選手の左コーナキックから、K島選手の地面たたきつけヘディングが見事 にゴール左サイドネットに決まり、ようやく均衡を破る。平均49歳の白山チームに対し、平 均年齢47歳の新潟チームがじわりじわりと攻め込み、遠目からでもシュートを放ったものの、 幸運にもポスト2本、バー1本の防御に助けられ、なんとか猛攻を凌ぎきり、一同感激の1勝を あげる。 2戦目は長野県安曇野チーム。やはり平均年齢47歳の当チームより若いチーム。中盤を支配さ れ、シュート数で圧倒されつつも守備陣の踏ん張りと、やはりポストの防御に助けられる中、 時折訪れる相手守備陣の隙を狙って、3度のゴールチャンスが訪れる。1度はカウンタで遠目か らのミドルシュート、そして相手最終ラインとキーパの間に入れたロビングボールを相手バッ クが処理を誤ったのを見逃さず、キーパと1:1。そしてゴール前での危険プレーを誘発し、 ペナルティエリア内の間接フリーキック。残念ながらいずれも惜しくもゴールならず。 後半はほとんど押され放しで、劣勢の中、右サイドを駆け上がった選手に豪快に蹴り込まれ、 先制を許す。その後も何とか猛攻を受けるなか、攻めあがってゴールに近づくものの得点で きず。直後にダメ押しの2点目を決められてしまう。 最後まであきらめずに戦ったものの、 決勝戦にはすすめませんでした。 平均年齢、参加選手数、アウェーゲームというのハンデの ある中、そこそこ見応えのある試合をできたことは石川県チームの誇りです。 参加したみなさんご苦労さまでした。 仕事の都合で初日だけ参加しトンボ返りしたH田選手。 2日目試合終了後にシニアリーグに参加するため、身支度も慌ただしく帰郷した3名の選手。勝 利できたようですね。おめでとうございます。 そして長旅を運転してくださった運転手のみなさんありがとうございました。 初日勝利後の、松本駅前郷土料理の居酒屋でおこなった勝利祝いの酒は格別で、いつまでも思 い出に残ることでしょう。 そして帰途に皆で入った平湯温泉「ひらゆの森」の巨大露天風呂も非常に楽しい思い出になり ました。 以上、白山FC主将前中 でした。 追伸 初日は隣接するアルフィンスタジアムで長野県の高校選手権の決勝戦が行われていました。 2:2で迎えた後半ロスタイムの終了間際に得点が入り、負けたチームは泣き崩れ、正に青春 そのままの光景が繰り広げられてちょっと感動的でした。  動きが機敏で攻守が激しく切り替わり、プレス、キックフェイント、パス回し、ロングフィー ドなど夜に見たJリーグの試合より、むしろ上に見えました。 今の高校生は本当にレベルが高いなと感じました。シニアのゲームと比べるなどということ とは離れ、実によいものを見せてもらったというありがたさを感じました。